このステップでは、ユーザーは修復物を作成するために歯のデータを配置する必要があります。 歯のライブラリデータまたは使用可能な施術前または参照用のスキャンデータのいずれかを使用できます。
1. このステップに入ると、選択したライブラリの歯のデータはフォームで指定しているすべての対象の歯に自動的に割り当てられます。 デフォルトの歯のライブラリは6個あり、右側のライブラリツールボックスで使用するライブラリを選択できます。
2. 代わりに、他の使用可能なデータを複製してライブラリデータの代わりに使用することもできます。 複製する場合、開始時のデータの割り当てのダイアログ経由でインポートした施術前データまたはサイドツールバーの「追加データをインポート」経由で読み込んだ他の参照用のスキャンデータのいずれかを使用できます。 後者の場合(「追加データをインポート」ツールの使用)、その他のMedit Linkケースまたはローカルで保存したデータから追加のデータをインポートできます。 データを複製するには「コピー/ミラーリング」ツールを使用します。 「コピー」では、スキャンした歯そのままの複製が作成され、「ミラーリング」では対称な複製が作成されます。 コピーまたはミラーリングのデータは下部のフォームで現在選択されている1本の歯だけに適用されますので、ご注意ください。
- 下部にあるフォームの複製されたデータで使用したい歯番を選択し、複製しているデータを探して(可視化するためにデータツリーを使用)開始します。
- 次に、表示されているウィジェットの「コピー」または「ミラーリング」を選択し、付属のツールを使用して希望する歯のデータを選択します。 🔎ヒントデータをコピーする際に、「サイズ&位置を維持」トグルを使用して、元のデータと同じサイズと位置で複製を作成できます。 オンになっていない場合、コピーしたデータは指定した対象の歯の上に位置されます。
- 「適用」をクリックし、ライブラリデータを指定したデータに置き換えます。 希望する場合には、「リセット」をクリックしてライブラリデータを使用するに戻ることもできます。
3. 対象のすべての歯のデータを配置する時に「位置決め」ツールを使用してデータの配置を調整します。 歯のデータを移動、拡大/縮小、または回転して位置を適切かつ確実に配置します。
- 制限なくデータの動きをコントロールしたい場合には「自由に移動/縮尺」を使用します。 データを移動するには、マウスを使用します。 回転や拡大縮小などの他の操作の場合は、ツールボックスのクエスチョンマークにあるキーボードショートカットをチェックします。
- データの位置決めで正確な調整または微調整する場合には「3Dマニピュレータ」を使用します。 この機能を使用すると軸に沿ってデータをコントロールできます。
4. 歯のデータの位置決めをする場合には、他の歯との接触点を考慮する必要があります。 修復物とその反対側または隣在歯間での接触を評価するには、左下隅のカラーバーを参照します。
5. このステップではパラメータを適用する前に修正物の内面と 外面のパラメータを確認することもできます。 これを行うには、右側のサイドツールバーの「パラメータ設定」機能をクリックします。 使用している特定のプリンターの推奨プリセットを使用したり、各パラメータを手動で調整することもできます。 デフォルトでは、最後に使用されたパラメータが設定されています。
6. 完了したら、「次へ」をクリックします。