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歯頸部インレーを作成

Medit ClinicCADで、歯頸部摩耗症の治療でインレー(歯頸部インレー)を作成できます。

🔎ヒント

インレーがレジンの詰め物よりもメリットがある理由はいくつかあります。

  • 広範囲の歯頸部の喪失の領域により安全に接着できる

  • 時間が経過しても色落ちが少ない

  • 従来の詰め物よりも耐久性がある

  • 治療プロセスが簡単で短い

歯頸部インレーの最終形状にはインレー、設定用ガイド、設定用ガイドグリップの3つのコンポーネントが含まれます。

設定用ガイドとグリップは修復物の配置で役に立ち、後で簡単に取り除くことができます。 設定用ガイドは、摩耗している領域から約1、2 mmで自動的に作成される守るべき要素です。 必要に応じて、そのマージンを編集して修正できます。 設定用ガイドグリップはオプションで、最終手順で追加できます。

歯頸部インレーワークフローは、マージン&挿入パス最終形状のたった2ステップです。

  1. 最初に、インレーをMedit Linkフォームで「オフセット下部構造」として登録します。 次に、アプリを起動し、支台歯データモジュールを選択します。

  2. 最初のステップで、「自動作成」または「手動作成」ツールを使用してインレー用のマージンを描きます。

    「自動作成」は1回クリックした点に基づいてマージンを描き、「手動作成」は複数の点に基づいてマージンを描きます。

  3. 設定用ガイドのマージンは、自動的に作成されます。

    自動作成で失敗した場合は、設定用ガイドのマージンを手動で描き、2つの間に約1、2 mmを開けます。

    1. 必要に応じて、「編集」ツールを使って作成済みマージンを編集します。 他に付属されているマージンラインのツールを活用して、より正確なマージン作成に役立ててください。

      🔎ヒント

      編集時にCtrl/Commandキーを押したままでマウスをドラッグして素早く手書きで修正します。

  4. マージンを作成後に挿入パスの矢印が表示されます。 矢印を調整してマウスでドラッグして自分の方に向けて、「次へ」をクリックします。

    1. 代わりに、3Dデータを回転して下部にある「矢印を自分の視点に設定する」をクリックします。

  5. 次のステップで、グリップを追加して設定時にインレー形状を維持したままにできます。 この場合、右側で「ガイドグリップを設定」をオンにします。
    または後でプリンターソフトウェアでサポートの代わりにグリップを使うことができます。

  6. 「完了」をクリックして、形状のエクスポートの支払いをし、Medit Linkに保存します。 アプリからグリップの作成について確認が求められます。

  7. SprintRay 3Dプリンターをお持ちの場合は、このステップからすぐに修復物の形状をRayWareクラウドに移すことができます。 この場合には、下部にある「SprintRayでプリント」を使用し、画面上のガイダンスに従います。 プリントに進む前にこの機能を使用し、形状の支払いをするためのRayWareクラウドのアカウントを持っている必要があります。

    ⚠️注意

    RayWareクラウドへの接続に問題がある場合には、以下のトラブルシューティングのガイドを参照してください。

    • インターネット接続を確認

    • ログイン認証情報(ユーザー名とパスワード)を確認

    • 修復物の形状を確認

    引き続き問題がある場合には、SprintRayのサポートにご連絡ください。